護摩(祈祷) | 實秀山 安養寺

護摩(祈祷)

護摩(祈祷)

護摩供とは不動明王の智慧の炎によって煩悩を焼き清め、諸願の成就を祈る伝統秘法です。

御本尊である不動明王の御宝前に設けられた護摩壇の炉に護摩木という特別な薪を焚いて五穀を投じ、御本尊を供養することによって皆様の願いが達するように祈願します。密教において護摩の炎は自分自身が抱える多くの煩悩を表します。護摩の祈祷とは「むさぼり」、「いかり」、「おろかさ」という心の迷いを不動明王の智慧の炎で焼き尽くし、所願を成就させるものです。この修法の後、祈願の趣旨を木札に記した護摩札を授かりますので大切にお祀りください。